たまたま出向いた街は29年前、
私がウエディングドレスを着て
皆に祝福されたホテルがあった。
そして29年前の今日10月3日でした。
わあ、懐かしい、行ってみようとホテルに向かった。
車を停めた駐車場、エントランス、あの日の記憶が蘇る。
親戚や友人は父が手配してくれたバスで遠方より来てくれた。
朝は晴れていて、夕方には雨になったと思う。
あの頃は定番だった二次会が銀座で開かれた。
ちょっと懐かしくて、うるうるしてきた。
あの日から初めてだった。
宴会場まで上がると、
綺麗にリニューアルされていた。
この階段も、あの日のままだった。
懐かしいな。
いろんな事があったな。
あの日には想像もしなかった人生を歩んでいるように思う。
そう、いろんな出来事にも向き合い学びながら歩んできたように思う。
人生って、そんなものだろう。
あの日、ご招待した方の半分位はもういない。
あの日、会場を走り回っていた姪甥達も、
今は家庭を築いていて、
あの時と同じ年齢の子供達がいる。
コロナでまさか、こんな時代が来るとは誰も想像も出来ない時代だった。
階下のラウンジでお茶しようと降りていくと、
挙式の打合せのカップルが何組か、いらっしゃった。
どうか、お幸せに。
人生、これから、いろんな事があります。
みんなそれぞれにね。
2人手を取りあって乗り越えてくださいね。
乗り越えた先には、更に素敵な人生が待っています。
お幸せそうなカップルを見て、
私も幸せのお裾分けを頂いた気分になった。
来年は30周年記念のお祝いに夫婦でお泊まりに来ますね。
祝福してくださいね。
あの日あの時、集ってくださった皆様、
サポートしてくださった皆様に愛と感謝をこめて。
